「さんりく復興プロジェクト」

こんさん

2012年10月25日 14:54

「さんりく海の幸支援制度」から立派なホタテが送られてきました。


震災で大きな被害を受けた三陸の漁業の再開のためにお金を送り軌道に乗った際には水揚げされた海の幸が送られてくるという制度です。

長くなりますが同封されていた手紙を記しておきます。

『ごあいさつ
予期もせぬ自然の猛威にさらされ、計り知れないほどの多くの物を失った先の東日本大震災。
これまで、私達、海と正対、共存することから、その自然の恩恵を生活の糧とし、それは小さな集落ながら満ち足りてもおりました。
大津波襲来。この悪夢により集落は壊滅的被害を被り、その挫折と悲壮漂うなか、漁師をやめ浜を離れる仲間もあり、つらい1年数か月でありました。
それでもふる里を思い再び自然と共存すべく12名の漁師が捨て身覚悟である海へと万感の思いで再挑戦致しました。
漁業再生にあたり、とてもとても私達だけでは立ち上がれない逆境のなか、幸いにも全国の皆様方から物心両面にわたり力強いご支援頂きました。どんなにか勇気づけられたことでありましょうか。
ありがとうございました。
お陰様で今、私達、震災後初めての水揚げが始まり喜び勇んでおります。
「支援制度」に特なるご賛同』頂きました皆様には些少にて恐縮でございますが安心安全な海の幸をお届させて頂きます。
どうか私達の気持ちも合わせてご賞味下さいませ。
皆様のご厚情に感謝申し上げますと共に私達、まだまだ道半ばの折、組合員一致協力し、大きな目標達成の為がんばる所存でございますので今後共温かく見守り頂きたくお願い申し上げます。
立浜養殖組合』

どんなにか大変な思いをされたことでしょう。



発泡スチロールには殻付のホタテが15枚。
夫がユーチューブを見ながら一生懸命開けました。
刺身と、軽く炙って醤油と酒をかけたもの、そしてヒモは同封されていたワカメと一緒に三杯酢で頂きました。

とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。


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