職業のお話

職業のお話

「ねぇねぇ、先生、聞いてもいい?」
中学の宿題に『身近な人の職業の話を聞く』というのがあり、私にその話を聞きたいとのこと。
「う~ん。果たして職業として成り立っているのかどうかわかんないけど、いい?」
「え~、そうなの?でもいいです。」

私の母は家で塾を開いており、その子はそちらにも通っています。
以前母が「将来何になりたいの?」と聞いたところ、「絵画の先生(私です)のような人になりたい」と言ってくれたそうです。
うれしいけど、もっともっと立派になって欲しいな。

宿題の内容です。
「なぜその職業に就いたのですか?」
 小さな頃から絵が好きで、大学では油絵を描いていました。自分でも作品を作りながらも、人に教えるということにとても魅力を感じたからです。
「その職業には資格は要りますか?いる場合はどうしたら取れますか?」
 資格、いりません(私は一応教員免許を持っています)。でもまず好きなこと。そして何より経験が資格以上の力になる仕事だと思います。
「その仕事をしていて楽しいことは?」
 子供教室の子たちがこれから将来どう成長してゆくのだろうと考えるときはとても楽しいです(なんと画家志望がとても多いのです)。
 あとは、生徒さんががんばって素敵な作品を完成させたときもうれしいです。
 楽しかったって言ってもらったときはすごくうれしいです。
「辛いこと・苦しいことは?」
 あまりありません。体力を使うので、よく疲れています。特に以前やっていた幼稚園の教室では声が一日出なくなるくらい、いつもバテました。

これで役に立ったのかな?

絵を教えるって、とてもシンプルなことです。
大人の方にはその楽しさを伝えられたらうれしいし、子供たちは少しでもこれからの成長の中で役に立てたら大成功だなと思います。

私自身にとっても、基本的なことを振り返るいい機会になりました。


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