作品制作2

絵画の講師を自分の職業にしようと思ったのはこの仕事に就いて4年目くらいからです。
それには絵を教える魅力と同時に自分なりの挫折感もありました。
公募展や個展のための作品作りのなかで、思うように描けない自分。
変に奇をてらって、何を描きたいのかわからなくなってしまった自分。
そんなとき、教えている子ども教室で「将来なりたいもの」をテーマに描いた時、芸術家や作家になりたい子が大勢いました。
しかもなれたらなりたいのではなくて
「絶対なる」
と断言。
「私は芸術家や作家の器ではなかったけれど、私が教えられることで将来そういう方向に行く子がいるかもしれない」
そう思ったらうれしくて、子どもたちの将来への手助けが出来る仕事なんだということを実感しました。
もちろん、芸術家に限らず、他のどんな仕事でも一緒です。
教室に来て下さる生徒さんたちの将来への通過点としてこのアトリエが少しでも生かされればいいなぁ、と感じています。

作品制作2

今日は一日中アトリエで絵を描いたり、休んだり、本を見たり、絵を描いたり。
少しかたちになってきました。
でもホワイトの絵の具もなくなってしまったし、今日はこれで終了です。
まだまだこれからです。


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この記事へのコメント
いつもお世話になっています。
私はこのような状態の牛骨の実物を見たことがありません。

昨日こちらのブログで先生が牛骨をテーマに絵をかかれていると知り、気になってしまいました。

絵の完成が楽しみでなりません。


先日、子供の絵画教室の帰りに少しお話させていただきました、子供の絵画展。本日、幼稚園を経由して賞状をいただきました。娘にとって生まれて初めていただく賞状でした。
思えば、じっくりと取り組むことが得意ではなかった娘が、絵で、賞状をいただくとは。。。。。とても驚きました。

上手い下手ではなく、大きな1枚の画用紙に絵を仕上げることができたのだと思うと本当に安心しました。

先生のご指導のおかげです。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
Posted by 白い城 at 2010年01月07日 21:32
メールありがとうございます。
絵を描くのってとても大変なことですよね。
線を引いたり、色を着けたり…。
「絵を描く」
という以外の様々な成長の手助けになると信じています。

賞状、おめでとうございます。
私もうれしいです。
また良かったら見せて下さいね。
楽しみにしています。
Posted by こんさんこんさん at 2010年01月08日 10:38
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