描き初めの思い出

私は年子の姉と一緒に、年少から絵画教室に通い始めました。
鴨江にあった教室です。
毎年新年は恒例の「描き初め」でした。
教室に行くと、いつもはイーゼルなのですが、その時はテーブルが並べられていて、色紙と筆と水、顔彩が置かれていました。
皆それぞれに花を描いて、顔彩で色を着けて終了。

今週はアトリエでも「描き初め」をしています。
私自身がやってきたことを教室でもやりたいな、とずっと思っていました。
顔彩を揃えることはまだ出来ないので、それぞれに筆ペンで線を描いて、絵の具を薄く溶いて着彩します。
上手に描くことが目的ではありません。
ぎざぎざやふわふわ…よーく見ながら、それぞれの線をゆっくりゆっくり描くこと。
形がずれたり、ゆがんだり、はみ出てもいいから、ひとつひとつの線が「いい線」なこと。
「いい線」とは雑でない、いい加減でない、気持ちの入った線です。
そして何より、今年もいい絵をがんばって描こう、と思いながら描くこと。

みんなとても素敵な作品が仕上がっています。
眺めては、うれしく感じています。


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